こんにちは!整理収納アドバイザーのにしじゅんです。
今日は、茨城県 神栖市 のお客様宅で行った、3才のお子様のオモチャを整理した実例を紹介します。
こちらのお客様からは、「いつもオモチャが出しっぱなしになっている。どうにかしたいと思っているが、どうすればいいのか分からない。整理のやり方を教えてください」というご相談を頂き、個人向け片付けレッスンを行いました。
お客様と一緒に、現場で整理の正しい手順を確認しつつ、作業を行いました。
どのようにオモチャを仕分けたのかを、下の4枚の図で示しています。
特に見て頂きたいのは『4枚目』です。




4枚目での分類について、解説します
■対象年齢が低い
オモチャも、離乳食と同じように「そのおもちゃにふさわしい年齢」があります。だんだん成長してきて、対象年齢が合わなくなってきたオモチャを、次の子のために保管することもあるでしょう。
例)おしゃぶり、ガラガラ、ベッドメリー
■対象年齢が高い
また、買ってきたものの使い方やルールが難しくて持て余すオモチャもあると思います。「もう少し大きくなったら遊んでみようね」。それが対象年齢の高い分類です。
例)カードゲーム、小さなサイズのレゴブロック、知恵の輪、プラモデル
■付属品
取扱説明書や外箱です。組み立てに使った道具や予備パーツなども該当します。そのオモチャが家にある間は保管しておきたいですが、遊びには直接関係のないものですから、別に分けてまとめておけるといいと思います。
例)かるたの予備フダ、子ども椅子のネジをしめるときに使う六角レンチ
■作品
子どもが作った作品で、思い出として保管するものです。ボックスなどを仮置き場として用意しておいて、数がたまったら全て写真を撮るとか、スクラップ帳などに貼り付けてまとめる等の方法で、コンパクト化をしましょう。作品を日常的にオモチャとして使うことは少ないと思います。使用頻度の低い全ての作品を、そのままのサイズで保管するのは、現実的ではありません。壊れたり劣化する前に、きれいな状態で写真に収めるのがおすすめです。
■プール遊びの道具
季節性のあるオモチャです。そのシーズンにしか使わないと分かっているなら、水着やビニルプールなどと一緒に保管することをおすすめします。
例)水鉄砲、浮き輪、水に浮かべてアミですくう魚のおもちゃ
■大人の思い出
親が自分が使っていた愛着のあるオモチャを、子どもに貸しているケースはあると思います。しばらく時間が経って子どもが飽きてしまった、でも親が大切にしているオモチャであるのなら、それは親に返すのが良いと思います。親の私物を置くスペースで保管するのがいいですね。
例)ぬいぐるみ、絵本
よく誤解される話なのですが、片付けをしたいと思ったら、まず取り組むべきは、上記のような「整理=分けていく」作業です。「収納」ではありません。整理が終わる前に、「収納」をやろうとすると、とにかく「しまう」ことに意識が行ってしまいます。十分に整理がされていないのに「収納」で見えなくなってしまうと、ひと時は安心できても、使いやすい形になっていないので、すぐに元に戻ります。
でも、収納する前に、「整理=分けていく」作業がきちんとできていれば、その状態は比較的長く保つことができることでしょう。重要なのは、「いかに分けていくか」なのです。
今回の分類方法は、同じようにオモチャの分け方で悩んでいる方の、参考になるのではないかと思います。学ぶことの一番の近道は、まねること。まねをしてみて、しっくりこない場合は、ぜひアレンジを加えてみてください。正解は人の数・家の数だけあると思います。あなたの家のオモチャも、使いやすく整理されますように!
あなたのおうちを片付けて あなたに片付け教えます!
茨城県神栖市の整理収納アドバイザー にしじゅん(西脇順子)
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