
今朝、新聞を見ていたら「捨てなくていい『寄せる』片付け」という広告を見つけました。
「毎日が発見」という雑誌の12月号の記事だそうです。(興味のある方はぜひ書店へ。)
「捨てなくていいなら、できるかも」と相手に思わせる力のあるタイトルです。
捨てることが、難しくて苦しくて、悩んでいる人もたくさんいますからね。
しかし! 捨てることが整理の基本のキであることは言う間でもありません。
整理収納アドバイザーによく寄せられる相談のひとつに、
「子どもの絵本雑誌と付録のオモチャが、どんどんたまってしまうんです!」というものがあるのです。
名指ししてしまいますが、しま〇ろうの雑誌を「定期購入」しているお宅、多いですよね。
定期購入って、便利ですよね。毎月、買いに行かなくても自動で家に届きます。
私も定期購入、利用していますよ。
毎月、専門店からコーヒー豆が200g、家に届きます。(だいたい2週間で飲み切ります)
他にも、私は毎年、自力でエアコンファンのクリーニングをやりますので、
年に一度、使い切りの専用洗剤セットが届くように自動注文しています。
コーヒーも洗剤も、使ったらなくなる性質のものなので、捨てられなくて困るということはありません。
しかし、本やオモチャは「使い切る」ということがめったにない。
それなのに定期購入を続けるということであれば、これは「定期廃棄」するしか
解決方法はないのですよ・・・。ホント、これが現実です。
「捨てたくない」は、人なら誰もが持つ「欲」です。
でもどうせなら、新しいもの・自分が興味あるものを手元に置いて、古い方は手放していきましょう。自分の中の『欲』を、それで満足させましょう。
私もこれに気づくまで、ウン十年かかりましたが、結局のところ「捨てる」に勝るものはないんです。
定期購入は便利です。どんどん利用しちゃっていいと思います。
ただし、「定期廃棄することができれば」が前提です。
捨てられない人にとって、定期購入は「便利」の皮をかぶった「ワナ」なんです。
特に消耗品以外の定期購入は、慎重になった方がいいでしょう。
私の場合ですが、子どもが毎月園から持ち帰る雑誌は、最新のものしか家に置いていません。
最初捨てるのは気が引けましたが・・・なんどか繰り返せば慣れていきますよ。
子どもたちも、もうそれが当たり前だと思っているみたいなので、特に何も言いません。
また、個人的に加入している団体が発行している月刊雑誌もあるのですが、実家の母が読みたがっていることに気づきましたので、最近は近況を書いた一筆箋を添えて、毎月郵送しています。
まだ発行から日が浅い雑誌は他に欲しがる方もいますので、メルカリなどのフリマアプリに出品したり、半年や1年に一度、リサイクルショップへ売っている人もいるようです。
消耗しないものを定期購入されている方は、あなたなりの納得いく「定期的な手放し方」をぜひ、模索してみてくださいね。
茨城県神栖市の整理収納アドバイザー、にしじゅん でした。
あなたのおうちを片付けて あなたに片付け教えます!
茨城県神栖市の整理収納アドバイザー にしじゅん(西脇順子)
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